2009年11月24日火曜日

サミット終了/スペーサ通販のススメ

第9回 アナログシンセ・ビルダーズ・サミットが無事開催、終了しました。
みなさん、大変お疲れさまでした。

さて、レポートは・・・
あまり写真を撮っていません。しかもどれもフォーカスが甘い、と言うかカメラが壊れてない?
どこかでレポートされることを祈って、会場で話題になったことがあるので、それについて・・・


無くてもいいけど、あると出来映えに差が出るものの一つ、
ネジ、スペーサ、などなど・・・

スペーサなんて代用できるものはありますが、平ワッシャを回転寿司の皿のように重ねたり・・・

それは見えないところとは言えオレが許さん!w


パーツショップに行くと、ジュラコン(樹脂)や黄銅(メッキ付きもある)のスペーサは、だいたい5mm飛びで置いてあることが多いです。

その間の寸法は平ワッシャを使ったり、ある長さのものと組み合わせたりして作ります。



ここはいっそのこと、通販を使って変な寸法のスペーサを含む小物部品を手に入れましょう。

ぼくがシビレを切らして手を出した通販で買える小物部品サイトです。


スペーサ全般、小ネジ、ブッシュなど
株式会社 廣杉計器
http://www.hirosugi.co.jp/


小ネジ、特殊ネジなど
株式会社 ウィルコ
http://www.wilco.jp/

両社とも最低発注数はありますが、単価が安いのでまとめ買いしてみてはいかがでしょう。


2009年11月11日水曜日

第9回 アナログシンセ・ビルダーズ・サミット



今年も濃いーイベントが開催されます。
シンセを自作する人、してみたい人、自作シンセを生で見たい人、秋葉原にお越しください。

参加するには申し込みが必要です。
とにかく参加募集締め切りまで時間がありません。
11/18までに是非、申し込んでください。
30名限定です。

http://analog-synth.jp/summit09entry/j_index.html

参加には、出品の有無にかかわらず、お一人3000円です。


今年の目玉作品です。



2009年11月10日火曜日

XR-NoizBoxII プロトタイプ完成

VRを基板化したおかげで配線が劇的に楽になりました。





逆に不都合なこともあって、VRやスイッチなどのレイアウトは固定されてしまい、変更できません。

でもやっぱり、その恩恵でボックス内の余剰スペースが確保され、後から色んなものを詰め込むことも出来ます。

今回は、プロトタイプということで、余ったスペースにスピーカとUSB-MIDIインターフェイスを内蔵してみました。



USBインターフェイスは、もあさんGinger-Monakaを利用しました。

実際に結線してみると、Note-onからNote-offが来るまで音が鳴りっぱなしになります。
MIDI制御するときは短いNoteを送ればいいのですが、演奏してみるとスタッカートで弾けばよいとは言え、そうはいきません。
打鍵時のアタックのみを拾った方が自然です。
そこで、Monakaの出力にコンデンサを挿入して信号をパルス化しました。


スピーカの駆動には、MC34119というオーディオアンプICを使いました。
特に大きなコンデンサは必要なく小型化しやすいデバイスです。

入力は1/10程度にしました。





冒険してないデザインですが、よく見るとプリントパターン図がそのまま模様として溶け込んでいます。

ボックスがつや消し半透明なので透明ラベルにプリントした後、レタリング固定剤を吹き付けてあります。

2009年11月6日金曜日

XR-NoizBoxII 試作

YMO LEDバッヂ以来の両面エッチング基板を作った。

両面にパターンが走れば出来ない配線は無いんじゃないかって言うくらい、片面パターンに比べると自由度が10倍にも感じられる。



今回、初めて基板屋さんに作ってもらうことを前提にパターンを描いたので、穴がスルホールになっていないと配線が成り立たない。
試作では仕方がないので、部品面でパターンがつながっている箇所は半田面から電線でつなぐことにした。

部品を全部載せ、電源を入れてみる・・・
あちこち間違いが分かってくる。

分かるところは修正したが、どうしてもLFOからの尋常じゃないノイズ!!それに「ギャー」っていうくらいうるさい別のノイズ、
2日間悩んでとうとう発見!!!!
ただ一箇所だけ、部品面パターンの代わりの配線がしてなかった!
これをつないでノイズが一気に解消した。
人間、最後まで諦めてはいけない!
その最後が来たから偉そうなこと書けるんだけどね。

今度のバージョンは、自動リピート機能を付けた。
使いようによっては、第2のLFOだ。
1ステップのシーケンサとも言える。

これは前のバージョンより遊べるぞー!

2009年11月1日日曜日

電源内蔵

モジュールシンセを作る・・・

動かすには電源、スピーカ(アンプ)、コントローラ(鍵盤)が必要になってくる。

ドラムシンセならコントローラとして振動センサが使えるので内蔵してしまえばよい。

スペースが許せば386をくっつけたスピーカを入れればいい。

さらに電池駆動できれば、電車の中でも(迷惑!)公園のベンチでも場所を問わず鳴らせる。



AVARUSスーツケースシンセに僅かなスペースが残っていたので、エネループ8本を内蔵してみた。
ほんとにピッタリ!



これ以上は箸が入るくらいか?



ここで、ちょっと問題発生。

DCジャックだけど、マル信無線のこれ

ってスイッチが付いてない!
外部と内部でそれぞれダイオードを介して電源スイッチにつなげばいいかと思ったけど、やっぱりそれはまずい雰囲気。

機械室※じゅうを探し回ってようやくスイッチ付きのDCジャックを発見!

パネルを追加工してめでたく工事完了。



あと、鍵盤だけはどうにもならんなぁ。

AKAIのLPK-25はMIDIの直出しがないし、

CASIOのgz-5

は小さすぎる、でもベンダーとホイールが付いているのはありがたい。

シンセビルダーズサミットへの持ち物を絞らないとね。




※自宅作業場です。