2011年10月14日金曜日

シンセサイザーフェスタ2011終了

2011年10月8/9に東京は西新宿で開催されたシンセサイザーフェスタ2011に出展してきました。

今年は、前年に比べ若干来場者が少なかったように思います。当、「電子楽器博物館」ブースは前年とほぼ同じ内容ということもあってか、売上金額で言うと半分以下でした。しかし、前回来てくれた人が特に何も話さずにLEDバッヂを買ってくれたり、本当にうれしそうにブースにやってきてLEDバッヂを買って名刺までくれたY社の女の子、ゲーム音楽を作っているというおじさん*がライブで付けたらいいかもと・・・、JSPAの氏家さんは1日目にLEDバッヂを買って行かれて2日目に「昨日女の子にあげちゃったから・・・」ともう1個買って頂きました。そして松武会長にも今年の新作レベルメータバッヂをお買い上げ頂きました。などなど、お客さんの笑顔を見られたことがとても良かったです。

そして前年と唯一違う出し物ということで、マーブルマシンを持って行きました。これは昨年のアナログシンセビルダーズサミットにも出品したものです。今回は初の試みとして飛び入りコラボを勝手に企画しました。前年も出品されていた米本電音研究所のSYSTEM-Yと、このトリガー出力付きマーブルマシンを接続して実演することが出来ました。米本先生、アポなしの乱入失礼いたしました。ただでさえ面白いSYSTEM-Yを使った米本先生のシンセ漫談をより引き立てるとこが出来たようでもとても楽しかったです。

このシンセフェスタ、クリエイターズサロンの模様は11/6 20:00 USTREAM放送のTECHNO WING-510 http://techno-wing.beatnic.jp/
で紹介されます。

最後にツイッターのフォロワーさんが撮ってくれた動画を貼っておきます。



*コンピュータゲーム「ファイナルファンタジー」等、ゲームミュージック作曲家の植松伸夫氏

2011年10月3日月曜日

日本テレビ「ZIP!」出演

そろそろかと思っていた矢先、連鎖は起こりました。

10月6日(木) 日本テレビ系、朝の情報番組「ZIP!」のコーナー「きてるね。」(6時40分頃)にてマーブルマシンが紹介されます。

今度は主婦層に加え出勤前の方たちにもご覧いただける時間帯なので前回と違った反応があるのではないかと思います。
コーナーのVTRではサラッと紹介し、スタジオで出演者の皆さんに現物で遊んでもらう予定です。

シンセフェスタの直前で慌ただしい気分ですが、とても刺激的な一週間になりそうです。

2011年9月30日金曜日

シンセサイザーフェスタ2011

今年もシンセサイザーフェスタ2011が行われる季節がやってきました。
例年ですと東京と大阪で1年ごとに会場が変わり、今年は大阪の番でしたが両会場で行われることになりました。
http://www.jspa.gr.jp/synthfesta/2011/

ということで昨年同様にbeatnic.jpさんと電子楽器博物館名義で東京会場のクリエイターズサロンにて共同出展します。
出し物はアナログドラムシンセXR-NoizBoxII(販売用)、LEDテクノバッヂ(販売用)、ポラードクローン、トリガー出力付きマーブルマシン、ChipTrickPocketなどです。
 XR-NoizBoxII

 LEDテクノバッヂ

 ポラードクローン

冨田先生のイベントなど面白そうなことが満載ですが残念ながら店番があるため参加できません。雰囲気だけ楽しもうと思います。
それでは10月8,9日会場でお待ちしています。

2011年9月11日日曜日

TBS「はなまるマーケット」出演

先日放送された、NHK「特ダネ!投稿DO画」の噂を聞きつけたというテレビ局のディレクターから取材の申し込みがあり、本日マーブルマシンなどの撮影となりました。

インターネットが自由に使え、大抵の材料が手に入るようになってからは自分の欲しいと思ったものを作り続けているわけですが、その様々な工作のひとつとしてのマーブルマシンを取り上げて頂きました。おかげでドラムシンセや小さなロボット型ライントレーサー、切り紙ヒコーキまで引っ張り出してきました。

「はなまるマーケット」という朝の情報番組は主に主婦向けなので、マーブルマシンの説明やインタビューの受け答えなど、言葉を選んで分かりやすくするなどの工夫が必要でした。

自宅の納戸を利用した作業部屋である”機械室”での撮影が済んで終了かと思いきや、別の部屋で撮影ブースが設営され「ブツ撮り」と呼ばれる先の撮影で使った各マーブルマシンの個別撮影が始まり、予想はしていましたが予定を大幅に上回り、ブツ撮りだけで4時間ほど、全体で11時間かかってしまいました。

  

カメラさん、音声さん、照明さん、そしてディレクターさん大変お疲れ様でした。

今回は撮影に使ったマーブルマシンをスタジオでも披露してもらうことになったので16日の放送がとても楽しみです。
果たしてこの放送が次なるオファーへ連鎖していくのか!

9月16日(金)朝8:30~ TBS「はなまるマーケット」番組冒頭のコーナー「本上まなみの気になる金曜日」で放送予定です。

2011年8月17日水曜日

NHK「特ダネ!投稿DO画」出演

すでにmixiとツイッターで告知しましたが、あす(2011年8月18日)放送の「特ダネ!投稿DO画スペシャル」NHK総合22:55~23:25 の後半部で、ぼくと小5の息子で工作を楽しむ様子とマーブルマシンの映像が流れます。
YouTubeでマーブルマシンの動画が世界に発信され、そこから色んな人々に影響を与え、つながりが出来ていく。というような内容になります。


この部分を作る様子が流れると思います。



是非ご覧下さいませー。

2011年7月2日土曜日

切り紙ヒコーキで健康生活



今を遡ること約35年前、書店で風変わりな本を見つけたのがそもそもの始まりでした。
「子供の科学別冊 よく飛ぶ紙飛行機集」なる切り抜く本です。
小学5年生頃でしたからお金の持ち合わせもなく、いったん帰宅して母親に小遣いをもらって買ったのを思い出します。
これをきっかけに近所の友達数人にも広まり、ちょっとしたブームになりました。

その後いつまでやっていたか記憶がないですが、社会人になってからも思い出したように切り抜く本の残ったページでヒコーキを組み立ててはちょこちょこ飛ばしていました。

そしてつい最近、たまたま近所の河川敷に行ったときに切り紙ヒコーキを飛ばしていた御年輩に誘われ7~8人の愛好者の方々とご一緒することに・・・。

ぼくのヒコーキはカタパルトのゴムを思いっきり引っ張って飛ばすと宙返りするのですが、先輩方は空高くまっすぐ上昇していく、垂直上昇機ということらしい。


なんでも、空高く上げてゆっくり滑空するように翼を調整するそうです。

今まで自分の常識だった翼の断面を湾曲させる・・・キャンバーをつけると言いますが、それにはキャンバーをつけない、もしくはわずかにしかつけない。これで宙返りしなくなると言うのです。
これには驚きました。キャンバーをつけないと飛ばないと思い込んでいましたから・・・。

垂直上昇させててっぺんで水平になればそのまま滑空するわけですが、下を向いてしまうと真っ逆さまに落ちます。その辺の調整に垂直上昇機の醍醐味があります。

もうひとつ、タイトルの通り、飛ばした機体を回収するときに歩きます。
とにかく歩きます。4時間とかw・・・
ウォーキングと同じ効果が期待できるわけで、それなりに運動不足解消になると思います。

先輩方とご一緒するようになってから垂直上昇機の魅力にとりつかれ、早朝の部活動(?)で顔は真っ黒ですw


作っては壊しで現存する機体


今年に入ってから、東急ハンズでケント紙を買ってきて自作するようになりましたが、
先輩方と情報交換する中で、ケンラン紙というとても丈夫なボード紙を通販で購入するようになりました。

紙飛行機デザイン工房で225kgケンラン紙を購入しています。

機体を収納と&キャリングできる段ボール製ケース。


滞空時間を計るストップウォッチ付きゴムカタパルト。
ラミン丸棒に百均のストップウォッチをくっつけ・・・


スタート/ストップボタンの接点から配線で引っ張ってきて棒の先端にタクトスイッチを埋め込み・・・


配線は、一度丸棒を縦に割って内側に溝を掘り電線を這わせてから元通り貼り合わせました。
機体を発射したと同時に棒をギュッと握れば計測が開始できます。


そして、リセットボタンは下部に増設。
こうすることで棒を握ったまま、おなかでリセットできるというわけです。


何をやるにしても(電子)工作が介入してくるのが面白いです。

これからの時期、日焼け止めの工夫をしないと本当に”まつざきしげるいろ”になってしまいますね。

2011年4月2日土曜日

denhaのこどもたち

今まで製作してきたハガキサイズや、その他の大小マーブルマシン、ちょっと整理する意味合いもあって、先日、年代記として動画にまとめました。



これが何故かロシアで大ヒット!
3/9から現在(4/3)で37万再生、その間でのチャンネル登録者は1000人にも及びました。

さて、以前denha製マーブルマシンの影響を受けたと思われる作品、またはクローンを紹介しましたが、今年あたりから別のdenhaファンw・・・たちが作品を披露しています。


まずは、物理シミュレータのphunで再現されたフリップフロップのCG
ポーランドのお兄ちゃんが作ってくれました。



ちなみにこちらがオリジナル。



そして、Solidworksでボールリフターの機構を再現してくれたトルコのおじさん。






他にも何点かシミュレートしてくれています。http://www.youtube.com/user/hobiadami


次は、息子に作ったビー玉ゲーム(オリジナル)



を参考に作ってくれたアメリカのお父さん(たぶん)



この子がケイトちゃんでしょうか。可愛いですね。
このゲームはゲームオーバーにはならないようです。


さてお次。
オーストラリアの人が作ったマーブルマシン。



モーターがホイールに当たる部分などが再現されています。
こちらがオリジナル。




最後はアメリカのおじさん。
と言ってもぼくよりちょっと年上。

使用ボールは、よくあるサイズ(17mm)のビー玉のようです。
denha製マーブルマシンのいろんな部分を組み合わせて作っています。
しかも、オリジナルに倣ってモジュール取り替え式になっているところに注目。
ビー玉の転がる音が何とも心地良いです。



もうひとつはdenhaの初期作品を再現してくれました。



ビー玉が裏へまわることなく正面ですべての動きが見られます。
オリジナルはこれ。



これらの作品を発見するたび、世界はつながっているのだなと実感するのでした。

2011年2月16日水曜日

ミニMIDIキーボード追試

いつもお世話になっている「アナログ震世界」の掲示板で見かけた投稿に「ミニMIDIキーボード」の作例があったので追試してみました。
からくり工房「ききょうや」さんのブログ記事です。

作りたくなった理由として、電池1本で5Vを作り、それで1個のマイコンを動かすシンプルさ。また部品点数の少なさです。
たまたまタクトスイッチも持ち合わせていたというのもあります。
作例では単3電池1本で基板2段重ねでしたが、コイン電池を使えばがんばって1枚に出来るのではとユニバーサル基板とにらめっこしました。

あのタクトスイッチって取り付けピッチが中途半端で、5.7mm x 6.4mm (9/40 inch x 1/4 inch) のようです。ユニバーサル基板のピッチに合わないので、取り付けるには足を途中まで差し込んでスイッチを浮かすしかありません。考えた結果、配線もぐちゃぐちゃになるのは目に見えているので基板を作ることにしました。

パターンは基板エディタのMBEで作成しました。 midi_key.mb3 (右クリックで保存してください)
これだけ詰め込んで片面ジャンパなしです!



パーツはききょうやさんの回路図を参考にしてください。
今回使ったコイン電池ホルダはkeystoneの3003ですが、最近タカチからも同じようなものが出ています。ショットキバリアダイオードは1S4を使いました。

基板の穴開けは、電池ホルダが1.8mm、四隅の穴は任意、その他は0.9mmか1.0mmがいいでしょう。
電池のマイナス側に0.4mmくらいのスズメッキ線でブリッジを作り接点とします。ぼくはそのスズメッキ線が少し基板に埋まるようにPカッターで2つの穴の間に溝を掘りました。

MIDIコネクタの配線は直出しにしました。キーがタクトなのでケースに入れるまではしないと思いますが、DINメスコネクタを付けるときの参考写真です。



MIDIモノを作るとき、作業台を占領するMIDIキーボードを用意しなくてもこれなら邪魔にならずにテストできます。

2011年2月7日月曜日

イベント終了

2月6日、お台場の大観覧車が目印の東京カルチャーカルチャーにて大人の科学マガジン発売記念イベントが行われました。

Ustreamアーカイブはこちら

あの、人が乗れるビースト、Land Crawler eXtremeを作ったvagabondworksさん、ペーパークラフトのビーストを作った山田さんとぼく、それと展示用にビーストのレプリカを作った山﨑さんの4人で「テオ・ヤンセンとストランドビーストのこどもたち」のコーナーを担当しました。



そして次のコーナーでテオ・ヤンセンさんが登場しました。大まか、ムックの内容に沿った形で進行していきました。



最後のコーナーでは、ぼくたちヤンセニストの作品をテオさんに見て頂きコメントを頂くという興味深い内容です。そこで、持参したマーブルマシンに名前をつけて頂きましたが、「何とかleg ball lifter」??舞い上がってしまって思い出せないという始末。
このタイミングで、この日のために作っておいたヤンセンリンクを模したピンバッヂをテオさんに贈りました。とても喜んで受け取って頂きました。



とにかく貴重な体験でした。

イベント終了後、控え室でテオさんからサイン入り写真集を頂きチョー感激!
また、マーブルマシンにもサインを入れて頂きました。

 

このあと、未来館に移動してテオ・ヤンセン展を見学し、主な行程は終了しました。

 


前日のアキバ徘徊も合わせ、非常に濃いー週末でした。

今回お世話になりましたイベント関係者の皆さんに深く感謝します。


※撮影:Fさん@大人の科学マガジン編集部

2/13写真追加

2011年1月29日土曜日

大人の科学マガジン発売記念イベント

来たる2月6日(日)、東京はお台場の東京カルチャーカルチャーにて大人の科学マガジンvol.30発売記念イベント「テオ・ヤンセンとストランドビーストのこどもたち」が行われます。



当日はテオ・ヤンセン氏ご本人も登場するとのことで、既にワクワクです。

また、この日のために製作したテオ・ヤンセン機構を使ったマーブルマシンも披露したいと思います。



ぼくも出演者として参加しますので是非遊びに来てください。