2011年2月16日水曜日

ミニMIDIキーボード追試

いつもお世話になっている「アナログ震世界」の掲示板で見かけた投稿に「ミニMIDIキーボード」の作例があったので追試してみました。
からくり工房「ききょうや」さんのブログ記事です。

作りたくなった理由として、電池1本で5Vを作り、それで1個のマイコンを動かすシンプルさ。また部品点数の少なさです。
たまたまタクトスイッチも持ち合わせていたというのもあります。
作例では単3電池1本で基板2段重ねでしたが、コイン電池を使えばがんばって1枚に出来るのではとユニバーサル基板とにらめっこしました。

あのタクトスイッチって取り付けピッチが中途半端で、5.7mm x 6.4mm (9/40 inch x 1/4 inch) のようです。ユニバーサル基板のピッチに合わないので、取り付けるには足を途中まで差し込んでスイッチを浮かすしかありません。考えた結果、配線もぐちゃぐちゃになるのは目に見えているので基板を作ることにしました。

パターンは基板エディタのMBEで作成しました。 midi_key.mb3 (右クリックで保存してください)
これだけ詰め込んで片面ジャンパなしです!



パーツはききょうやさんの回路図を参考にしてください。
今回使ったコイン電池ホルダはkeystoneの3003ですが、最近タカチからも同じようなものが出ています。ショットキバリアダイオードは1S4を使いました。

基板の穴開けは、電池ホルダが1.8mm、四隅の穴は任意、その他は0.9mmか1.0mmがいいでしょう。
電池のマイナス側に0.4mmくらいのスズメッキ線でブリッジを作り接点とします。ぼくはそのスズメッキ線が少し基板に埋まるようにPカッターで2つの穴の間に溝を掘りました。

MIDIコネクタの配線は直出しにしました。キーがタクトなのでケースに入れるまではしないと思いますが、DINメスコネクタを付けるときの参考写真です。



MIDIモノを作るとき、作業台を占領するMIDIキーボードを用意しなくてもこれなら邪魔にならずにテストできます。

2011年2月7日月曜日

イベント終了

2月6日、お台場の大観覧車が目印の東京カルチャーカルチャーにて大人の科学マガジン発売記念イベントが行われました。

Ustreamアーカイブはこちら

あの、人が乗れるビースト、Land Crawler eXtremeを作ったvagabondworksさん、ペーパークラフトのビーストを作った山田さんとぼく、それと展示用にビーストのレプリカを作った山﨑さんの4人で「テオ・ヤンセンとストランドビーストのこどもたち」のコーナーを担当しました。



そして次のコーナーでテオ・ヤンセンさんが登場しました。大まか、ムックの内容に沿った形で進行していきました。



最後のコーナーでは、ぼくたちヤンセニストの作品をテオさんに見て頂きコメントを頂くという興味深い内容です。そこで、持参したマーブルマシンに名前をつけて頂きましたが、「何とかleg ball lifter」??舞い上がってしまって思い出せないという始末。
このタイミングで、この日のために作っておいたヤンセンリンクを模したピンバッヂをテオさんに贈りました。とても喜んで受け取って頂きました。



とにかく貴重な体験でした。

イベント終了後、控え室でテオさんからサイン入り写真集を頂きチョー感激!
また、マーブルマシンにもサインを入れて頂きました。

 

このあと、未来館に移動してテオ・ヤンセン展を見学し、主な行程は終了しました。

 


前日のアキバ徘徊も合わせ、非常に濃いー週末でした。

今回お世話になりましたイベント関係者の皆さんに深く感謝します。


※撮影:Fさん@大人の科学マガジン編集部

2/13写真追加