2012年7月29日日曜日

CBCラジオ「電磁マシマシ」出演

昨日、28日21時スタートのCBCラジオ「電磁マシマシ」にゲストとして呼ばれてきました。

 ゲーム音楽の作曲やシンセ系iアプリ、NINTENDO DSソフト開発などで知られる佐野電磁さんがパーソナリティを務める2時間半のサウンド系生ワイド番組です。

かつて、AM放送でゲーム、シンセネタの番組なんてあったでしょうか? 放送後に思ったんですが、ある人気テレビ番組と共通するモノがあるということ。10年以上昔ですが、クイズ番組の「カルトQ」、現在放送中の「開運!なんでも鑑定団」などです。それぞれの番組には専門知識を持った解答者、品定めをする専門家が登場します。我々は対象物が何だかわからなくても専門用語を耳にしたり、細かすぎる解説に感心するなど、わからないなりにも専門家の言動に安心感を覚えたりします。それと似た心理が「電磁マシマシ」の佐野ちゃんのハイテンショントークからもリスナーに働くのではないでしょうか?そこが奥様でもタクシードライバーでも楽しめるという、番組の魅力の一部であると思います。

さて、CBCラジオは子供の時から現在も聞いているわけですが、今まで一度たりともハガキなどの投稿をしたことがありません。いわゆるROM専でした。そこへ番組生出演!我が人生の中で快挙です。

当日はCBCラジオまつりというイベントが名古屋栄のエンゼルパークで催されており、炎天下、佐野さんのステージもありました。おまつりの雰囲気も楽しんだ後、新栄のCBC放送センターへ。

CBCラジオまつりの佐野ちゃん

タイミング良く佐野さん始めスタッフさん達と入り口付近で合流したのでそのまま館内へ案内されました。
もちろん初めてですが、中はとても綺麗です。早速、収録スタジオに入って持参したキャリーを開け、機材をテーブルに所狭しと並べます。セッティングしながらノートPCに向かう佐野さんと簡単な打ち合わせ、そしてプロデューサーから進行表を渡されます。30分だと思っていた出番が1時間あるじゃないですか!テンション上がります。今回、台本ではありませんでした。

とてもおしゃれな雰囲気

机上にブチまけたガジェット達

そして21時に本番開始。タイトルコールがいつに増して異常に長いです。もうそれだけで笑えます。例によって「DETUNE佐野ちゃんの1週間」ということでトークが流れ、我々出演者はサブ(副調整室)のソファで見学です。21時半にニュースを挟み、それまで横に座られていた諏訪亭(諏訪彩花さん)がスタジオに入ります。実際に目の前で見る彼女はとても可愛らしかったです。

タイトルコール絶叫の佐野ちゃん

いよいよ22時、ぼくの出番です。意外に緊張していません。佐野さんについて行けばよいと思っているからでしょうか、それこそ大船に乗っている気分です。自己紹介に始まり、楽器、音楽に興味を持ち始めたきっかけ。シンセ遍歴、工作を含めシンセを自作するに至った経緯などで話は弾みます。それで前半30分は終了。あっという間でした。


後半は待望の音出しタイムです。ドラムシンセのXR-NoizBoxII、ナオミン、ポラード・シンドラムのクローンなど、機能や音の解説、佐野さんからの質問などで話は盛り上がります。トリガー出力増設改造をしたTR-606にそれらドラムシンセをつなぎ、佐野さんがそれを実況!しかもハイテンション。リズムパターンをリアルタイムで作っていき、ヒントでピント的なトラックが完成しました。

次に、シンセネタとして無理矢理突っ込もうと思って持参したマーブルマシンの登場です。それまでTR-606から伸びていたケーブルをカタパルト式マーブルマシンのトリガー出力端子につなぎ替えると、ピタゴラ的機械の動きに合わせてドラムシンセの音が響きます。佐野さん大興奮状態!そして、もう1台別のマーブルマシンを起動。こちらは比較的動作音の静かなマシンです。ツイッターで「マーブルマッドネス」という書き込みがあったらしく、佐野さんはマーブルマシンのボールコロコロ音とマーブルマッドネスの曲とをミックスして環境音楽のようなことを始めました。「これ、ずーっと見ていられる」とおっしゃっていました。まさか音楽と関係のないマーブルマシンがマーブルつながりでコラボレーションできたことは想定外で面白かったです。
そうこうしているうちに時間は23時。早いものです。持参した昔シンセ本に触れるところまで行けませんでした。期待されていた皆さんごめんなさい。ここで放送から一旦お別れです。


23時半の番組終了後は、ディレクター、プロデューサー、佐野さん、ともうひと方、佐野さんが取締役を務める(株)DETUNEの研修で同行中というシンセ女子とぼくの5人で、昔シンセ本数冊を拡げてシンセ座談会が始まっていました。U-STREAMでは流れなかったようですが、この時間も楽しかったです。ご自身も昔からシンセマニアというプロデューサーには、テッチー創刊号、サウンドール別冊シンセ倶楽部に感激されていました。これまた30分以上盛り上がって午前様をまわったので、そこで皆さんと共にCBCを後にしました。ぼく以外は新栄の街へ食事に行かれたようです。


放送に携われたスタッフの皆さん、番組を聞いてくださったリスナーの皆さん、フォロワーの皆さん、ありがとうございました。


※2012/07/30マーブルマシンのくだりを加筆。

1 件のコメント:

  1. 昔シンセ本の話が是非聞きたかったな~
    あとYoutubeでマーブルマシンを拝見しましたが、凄いですね。
    沢山のパチンコ玉が軽快に動き回るのは見ていて時間を忘れてしまいます。

    返信削除