MTM05も無事終了し、最後の追い込みで書けなかったネタを含め、monotron改造をまとめます。
1.rateノブのLEDを赤から青緑に換装
2.ノブに白ポチ追加
3.LFO/EG切替スイッチ追加
4.電源ランプ追加
5.CdS(光センサ)による周りの明るさでpitchとcutoffに作用する機能の切替スイッチの追加
6.リボンコントローラの演奏範囲を2オクターブに拡張するスイッチの追加
7.5に伴う2オクターブ分の鍵盤ラベル追加
8.VCFキートラックの調整(控えめに)
以上のレポートはここ
そして、
まさかの440チューニングボタン追加
440機能 改訂
その、440チューニングボタン追加のあと、電池をエネループにしたら動くだろうかと試してみたら動いた!
満タンで1.3Vちょいあるので2本だと2.7Vくらい。ただ、電源表示の青色LEDが点灯しない。赤系に比べてVfが高いからなぁ。
ということで時代に逆行し赤LEDに交換。この方がレトロな感じが出るので良しとしよう。
このmonotron、手に持って振るとわかるが、「カタカタ」と音がする。底面の電池室で電池が踊るのだ。そこで電池蓋の裏に網状の滑り止めシートを貼り付けた。ちょうど良い具合に潰れてくれるので電池がフィットする。
次は、ラインにつなげば良いとは言えやっぱり内蔵スピーカの音量が小さい・・・ 当たり前の方法で試した。
LM386をフィルタの出力につないでみたら出音を大きくすることが出来た。なーんだ簡単♪ と思ったのもつかの間、ヘッドホン端子にプラグをつないでも音が出たままだ。そしてラインから音が出ない。結局、あまりお勧めできない方法だがmonotron最終段のアンプ出力、つまり内蔵スピーカの線を外しLM386を挟んだ。そしてゲイン調整。(LM386は、大きな外付け部品の少ないMC34119に変更)
ちょっと音が大きくなった。
仕上げとして、せっかく”naotron”と命名したということで(あれ?いま初めて書いたかもw)本体のロゴが”monotron”ではおかしい。
今までパネルにテプラを貼っていたけど、ロゴの下にある小さな文字「ANALOGUE RIBBON SYNTHESIZER」が潰れるだろうということでホワイトフィルムラベルにプリントアウトした。それを切って貼るわけだが、切った断面ってのは白い。ホワイトラベルだから・・・
切ったフィルムの断面は黒い油性ペンで補正した。まぁ、ラベルの段差は仕方がない。特定の角度からパネルを見なければ最初から「naotron」に見える。 あっ、そうだ、ロゴの下の小さな文字、”ANALOGUE”は”ANALOG”に縮めた。”あなろぐぇ”って何だ?
ここで改造が終わったかに思えたが、最後にひらめいてしまった!CdSが付いてるんだから、これを外から照らす物を作ってみようということになり、電圧制御によってLEDの明るさが変わるような回路を作ろうと思った。twitterでChuckさんにアイデアを頂いた”V-I変換” 回路例を探して試してみるも上手く動かず・・・
ある日、風呂で思いつく。「やっぱPWMか・・・」ノコギリ波回路とコンパレータで出来ることを思いだし、早速ブレボで実験。
動いた。
手軽に感動できるネタだった。
(回路図は描き次第アップ)
ストックしてあった無印のヘアピンケースにLi-Po電池、電源ジャック、電源スイッチ、CV入力用3.5ジャック、回路は空中配線して詰め込んだ。
LEDは3chipタイプの強力なやつ。これをケースフタの裏に貼り付けた。このLEDがフタを開けたときにnaotronのCdSの上に来るようになる。なかなかナイスなアイデア!
MTM05終了後なので今書けますが、KORGさんから依頼された即席デモンストレーションでは、この光モジュレータもウケました。
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